01|リフォーム営業の成約率、その「本当の相場」を知る
まず前提として、リフォーム営業の成約率(見積もり提出に対して契約に至る割合)は、扱う工事の種類と顧客層によって大きく変わります。
トイレや給湯器の交換など、水まわりの取り替え系リフォームは、OB客(過去に工事をしたお客様)からの依頼が中心になるため、成約率7〜8割という会社も珍しくありません。すでに信頼関係ができており、故障で困っているお客様への迅速な対応が受注に直結するからです。一方、新規のお客様が中心となる大規模リノベーションでは、受注率5割に届けば業界でも上位クラスというのが実感値です。
| 商談の種類 | 主な顧客層 | 成約率の目安 |
|---|---|---|
| 取り替え系リフォーム(水まわり等) | OB客中心 | 7〜8割 |
| 大規模リノベーション(新規) | 新規客中心 | 5割で上位クラス |
| 新規×相見積もり | 価格比較の見込み客 | 10%以下に沈む会社が多数 |
| 特命受注の仕組みが完成した状態 | 指名・紹介中心 | 90%以上(今井の会社の実績) |
問題は、多くの工務店・リフォーム会社が「新規×相見積もり」の土俵で戦っており、そこでの成約率が10%以下に沈んでいることです。リノベ実践塾に相談に来られる会社の初期状態は、まさにこの状態がほとんどです。10件商談して1件しか決まらない。しかも決まった1件も値引きの末の薄利受注。営業マンは疲弊し、売上はあっても営業利益が残らない。
成約率10%を営業担当者個人のトーク力の問題だと片付けないこと。4,000件以上の現場で確認してきた事実は、成約率は営業の口のうまさではなく、商談に入る前の設計——どんなお客様と、どんな土俵で、どんな順番で話すか——でほぼ決まるということです。
02|成約率が低い会社に共通する3つの構造問題
商談勉強会でさまざまな会社の商談を分析してきて、成約率が低い会社には共通する構造問題が3つあることがわかっています。
1. 「価格で比較される見込み客」ばかりを集めている
チラシやポータルサイトで「安さ」を打ち出して集客すれば、当然、価格で比較するお客様が集まります。相見積もり3社の中で最安値を出す競争に参加している限り、成約率は上がっても粗利率が犠牲になります。集客の段階で、価格ではなく提案力・課題解決力に興味を持つ見込み客との接点をつくれているかが、商談化率と成約率の両方を左右します。
2. 商談が属人化している
「社長が出れば決まるが、社員では決まらない」という会社は非常に多い。これは社員の能力の問題ではなく、商談の進め方が手順化・言語化されていないことが原因です。社長の頭の中にあるヒアリングの順番、提案の組み立て方、見積もりの見せ方を「型」として共有できれば、組織全体の成約率は底上げできます。
3. 数値の可視化がない
問い合わせ数、商談化率、成約率、平均単価、粗利率——この基本数値を毎月把握していない会社は、どこがボトルネックかを特定できず、「とにかく頑張れ」という精神論に陥ります。受注数を増やしたいなら商談数と成約率を、商談数を増やしたいなら見込み客数と商談化率を分解して見る。営業を科学する第一歩は、プロセスごとの数値化です。
03|勝負は現調の前に始まっている——事前準備とアポイントの技術
成約率の高い営業担当者は、お客様に会う前の事前準備に時間をかけます。問い合わせの経緯、住まいの築年数、家族構成、過去の工事履歴。限られた情報からでも「このお客様は何に困っていて、何を期待しているのか」の仮説を複数立ててから訪問する。この仮説の質が、初回接点での会話の深さを決めます。
もうひとつ、初動で成約率を大きく左右するのが対応スピードです。問い合わせへの返信が翌日になる会社と、1時間以内に電話が入る会社。お客様の信頼はこの時点で差がつき始めています。特に水まわりの故障など緊急性の高い案件では、見積書の提出スピードそのものが選ばれる理由になります。
そしてアポイントの取り方。リノベーションのような高額工事の商談は、必ずご夫婦(決裁に関わる方)同席で設定してください。片方だけとの商談は、どれだけ盛り上がっても「家に帰って相談したら白紙に戻った」という失注パターンを高確率で生みます。
アポイントの段階で「大きなお金の話ですので、ぜひお二人でお話を聞いてください」と伝えることは、お客様のためでもあります。
04|現場調査(現調)は採寸の場ではなく、信頼関係をつくる場
多くの営業担当者は、現場調査を「採寸と劣化確認の場」だと考えています。もちろん正確な現調は見積もりの精度、ひいては追加工事の有無に直結する重要業務です。しかし成約率という観点で見ると、現調の本当の価値は別のところにあります。
現調は、お客様の暮らしの中に入らせていただける唯一の機会です。玄関先の自転車、庭の手入れ、飾られた家族写真——そこには商談を深める材料が無数にあります。「お庭、きれいにされていますね」の一言から始まる雑談は、単なる世間話ではありません。お客様の価値観、家族の歴史、この家への思いを聴かせていただく入口です。
今井が30年の現場で徹底してきたのは、現調の場で「家の不具合」ではなく「暮らしの物語」を聴くことです。廊下のきしみや建具の隙間など、お客様自身が気づいていない異変に気づいて差し上げると、「実は他にも気になっていて……」と相談が広がります。この瞬間、あなたは「見積もりを取る業者の一人」から「住まいの相談相手」に変わり始めています。
現調の最後には、必ずその場で次回の商談日を決めてください。「見積もりができたらご連絡します」で帰るのは、他社の見積もり待ちの時間をお客様に与えるだけです。工事の完成希望時期から逆算して、「この時期までに業者を決め、この時期に着工すれば間に合います」というスケジューリングを提示することは、お客様の意思決定を助ける誠実なサポートであり、同時に商談の主導権を保つ技術でもあります。
05|ヒアリングで「課題の本質」を掘り当てる
「トイレをリフォームしたい」というご要望の裏には、「高齢の母が使いづらそうにしている」という本当の悩みが隠れていることがあります。言われた通りに便器交換の見積もりを出す会社と、手すりの設置や段差解消まで含めて暮らし全体を提案する会社。お客様がどちらを信頼するかは明らかです。
成約率50%を超える商談に共通するのは、ヒアリングの深さです。ポイントは、「どんな工事をしたいですか」ではなく「今、どんなことにお困りですか」「リフォームが終わったら、どんな暮らしがしたいですか」と問いかけること。工事の話ではなく、理想と悩みの話から始めるのです。
予算、決裁者、他社の検討状況——聴きづらい質問ほど、実は重要です。「差し支えなければで結構ですが」と逃げ道をつくりながら、本音を聴かせていただく。ここまで踏み込んだ営業担当者だけが、お客様の状況に本当に合った提案を組み立てられます。ヒアリングは立ち話ではなく着座で、時間をいただいて行うこと。軽いヒアリングからは軽い提案しか生まれません。
リノベ実践塾の商談勉強会では、この「問いの設計」を実物件の商談を題材にトレーニングします。聴く内容が変わると提案の質が変わり、提案の質が変わると成約率が変わる——参加者の多くが「お客様の反応が明らかに変わった」と口にするのは、この連鎖を体感するからです。
06|提案と見積もりで「比較される会社」から「相談される会社」へ
相見積もりで負ける会社の見積書には共通点があります。「工事一式」の羅列で内訳が不透明、プランが1つしかない、そしてヒアリングした悩みがどこにも反映されていない。これでは、お客様は価格でしか判断できません。成約率を上げる提案・見積もりの原則は3つです。
原則1. 見積もりの透明性——追加工事が出ない見積もりをつくる
価格の内訳を明細まで示し、不明瞭な費用がないことを説明する。さらに重要なのが、追加工事が出ない見積もりをつくることです。解体後に想定されるリスクまで織り込んだ見積もりは、他社より高く見えることがあります。しかし「安く見せて後から追加請求する会社」と「最初から正直に全部見せる会社」の違いをきちんと説明できれば、その誠実さこそが選ばれる理由になります。
原則2. 複数プランの提示——検討軸を「他社比較」から「プラン選択」へ
ご要望通りのプラン、予算重視のプラン、そして「本当はここまでやると暮らしが変わる」というおすすめプラン。選択肢を示すことで、お客様の検討軸は「他社と比べる」から「この会社のどのプランにするか」へと移ります。これは客単価を上げる王道でもあります。水まわり交換100万円の相談が、暮らし全体を見直す1,000万円超のリノベーションに育つ案件を、私たちは数え切れないほど見てきました。
原則3. 完成後の暮らしを見せる
ビフォーアフターの施工事例写真、3DパースなどのITツールは、お客様が「リフォーム後の自分たちの暮らし」を具体的にイメージするための道具です。図面と数字だけの提案書と、暮らしの変化が見える提案書。契約意欲の差は歴然です。実績4,000件の事例写真は、私たちにとって最強の営業ツールでもあります。「同じような間取りのお宅が、こう変わりました」という一枚の写真は、どんなセールストークより雄弁です。
提案は「課題→未来→価格」の順番で。金額から入る提案は、お客様の頭を「予算内か、予算オーバーか」の判断だけにしてしまいます。まず現状の課題を共有し、次に解決後の暮らしを見せ、最後にそれを実現する投資額として見積もりを提示する。全国リフォームコンテストで41年連続受賞してきた提案の作法は、突き詰めればこの順番に集約されます。
07|クロージングを頑張らない——特命受注という考え方
意外に思われるかもしれませんが、成約率50%超の商談に、強引なクロージングは存在しません。むしろ逆で、決断の瞬間はお客様に委ね、考える時間を邪魔しない。ここまでの工程——事前準備、現調、ヒアリング、提案——で信頼関係が積み上がっていれば、クロージングは「背中を押す」程度で十分なのです。
リノベ実践塾が一貫してお伝えしているのは、特命受注への転換です。特命受注とは、相見積もりの比較にかけられるのではなく、「お宅にお願いしたい」と指名で選ばれる受注のこと。私たちが「相見積もりを断った日から、唯一無二のリノベーション事業が始まる」と掲げているのは、単なるスローガンではありません。価格競争の土俵から降りる決断をした会社だけが、提案力・設計力・課題解決力で選ばれる会社になれる——これが30年の現場で確認してきた結論です。
商談成約率10%以下から50%以上へ、営業利益300万円から1億円へ——これは塾生企業に実際に起きた変化です。そしてこの延長線上に、今井自身の会社が達成している成約率90%以上という数字があります。10件の商談のうち9件以上で「お宅にお願いしたい」と言っていただける状態。これは特別な才能の産物ではなく、相見積もりの土俵に乗らず、信頼関係を積み上げてから商談に入る仕組みを30年かけて磨き込んだ結果です。
この変化は、クロージングトークの改善で起きたのではありません。「どの仕事を選び、どの土俵で戦うか」を変え、商談の前工程を仕組みとして磨き込んだ結果です。失注したときも、原因を「価格で負けた」で終わらせず、ヒアリング・提案・見積もりのどのプロセスに穴があったのかを分析する。この失注分析の積み重ねが、次の成約率をつくります。
08|成約後のフォローがOB客・紹介・リピーターを生む
契約はゴールではなく、次の受注の始まりです。成約率の高い会社ほど、実は「契約後」に力を入れています。
工事中の進捗報告、完工後の定期的な連絡、季節ごとの点検やメンテナンス情報の提供。こうした継続的なフォローアップが顧客満足度を高め、OB客からのリピート受注と紹介を生みます。そして重要なのは、OB客・紹介経由の商談は、新規の相見積もり案件とは比較にならないほど成約率が高いということです。すでに信頼関係があるお客様からの相談は、最初から特命受注に近い状態で始まるからです。
つまり、目の前の一件の工事に全力を尽くし、完工後もお客様との関係を育てることは、将来の「成約率の高い商談」を積み立てる行為に他なりません。小規模な工事だからと粗利率にこだわりすぎて失注するより、先々のリピーターになっていただくことを優先する判断が必要な場面もあります。目先の一件の粗利と、生涯にわたるお付き合いの価値。この視点を持てるかどうかが、5年後の受注構造を決めます。
地域密着の工務店であれば、OB客向けの相談会やイベント、ショールームでの接点づくりも有効です。売り込みの場ではなく、住まいの不安や疑問を解消する場として設計すれば、そこから生まれる商談は最初から温度の高いものになります。工事中の現場も実は接点のひとつです。近隣への丁寧な挨拶、整理整頓された現場、職人のマナー——地域の方は工事現場を通じて会社を見ています。「あの現場がきれいだったから」という理由で問い合わせが入ることは、決して珍しくありません。
現場管理の質は、施工品質の証明であると同時に、次の集客と成約率をつくる「無言の営業活動」です。
09|成約率を「個人の技」から「組織の仕組み」へ
ここまでの内容を「エースの営業マン一人」が実践しても、会社は変わりません。社長やトップ営業がいないと商談も判断も現場も回らない——この属人化こそ、多くの工務店が成長の壁にぶつかる最大の理由です。成約率を組織の力にするために必要なのは、次の3つです。
1. 営業プロセスの数値化・可視化
集客数→見込み客数→商談化率→成約率→客単価→粗利率と、プロセスを分解して毎月測定する。ボトルネックが商談化率にあるのか成約率にあるのかで、打つべき手はまったく違います。感覚ではなく数字で会話できる組織は、改善のスピードが桁違いです。
2. 商談の手順化と教育の仕組み
ヒアリングで聴くべき項目、提案書の構成、見積もりの見せ方、スケジューリングの提示方法。トップ営業の暗黙知を「型」に落とし、実物件を題材にしたロールプレイングや勉強会で反復訓練する。リノベ実践塾が月2回以上の勉強会をアーカイブでも提供しているのは、社内教育の教材としてそのまま使っていただくためです。採用した人材が育たず辞めていく会社と、教育の仕組みで定着する会社の分かれ目は、ここにあります。
3. 成功事例の共有
誰かの商談で効果のあった提案の組み立てや切り返しを、個人の経験で終わらせず、組織の資産として蓄積する。100回以上の商談勉強会を続けてきて確信しているのは、成約率は「学び、実践し、共有する」文化を持つ会社から順に上がっていくということです。
10|現場で見てきた、成約率を下げる7つのNG行動
100回以上の商談勉強会で参加企業の商談を分析していると、成約率を確実に下げてしまう「もったいない行動」がパターンとして見えてきます。逆に言えば、これらを一つずつ潰すだけで、落とさなくてもよい契約を落とさずに済むようになります。
一方的な商品説明に終始する
ヒアリングもそこそこに、自社の工法や商品の説明を延々と続ける商談です。営業の主役はお客様であって、商品カタログではありません。お客様が聞きたいのは一般論ではなく「うちの場合はどうなのか」です。
「見積もりができたら連絡します」で現調を終える
次回の商談日を決めずに帰るのは、他社に追い抜かれる時間を自ら差し出す行為です。見積もりの提出日と商談日は、必ずその場で、できれば1週間以内に設定してください。接触回数が増えるほど信頼は積み上がります。
聞かれる前に値引きの話をする
自信のなさは値引きに表れます。価格の前に価値を伝えきれていない段階での値引きは、「この見積もりには下げられる余地があった」という不信感しか生みません。
片方の配偶者だけと商談を進める
決裁に関わるご家族が揃わない商談は、どれだけ手応えがあっても「持ち帰って白紙」のリスクを抱えます。両者同席は商談設定の段階で徹底すべき鉄則です。
専門用語で説明する
断熱等級、耐力壁、UA値——私たちにとっての日常語は、お客様にとっては不安の種です。専門知識は、かみ砕いて伝えられて初めて信頼につながります。理解度を確認しながら進める姿勢そのものが、誠実さの証明になります。
できない工事・自社の弱みを隠す
強みだけを並べる会社より、「この部分は正直、他社さんの方が安くできます。ただ、その分こういうリスクがあります」と弱みまで開示する会社の方が信頼されます。契約後に発覚するマイナスは、キャンセルとクレームの元です。
失注を「価格のせい」にして振り返らない
失注理由を分析しない会社は、同じ負け方を繰り返します。ヒアリングが浅かったのか、提案がずれていたのか、スケジューリングで後手に回ったのか。プロセスごとに敗因を特定する習慣が、組織の成約率を静かに押し上げていきます。
11|リフォーム営業の成約率に関するよくある質問
成約率は何%あれば合格ラインですか?
工事種別と顧客層で目安は変わります。OB客中心の取り替え系リフォームなら7割前後、新規中心の大規模リノベーションなら5割で十分に上位クラスです。ちなみに、特命受注の仕組みが完成すると成約率は9割を超えます。実際に今井の会社では成約率90%以上を維持していますが、これは相見積もりの商談がほぼ存在しない受注構造だからこそ可能な数字です。ただし数字の高さだけを追うのは危険です。値引きで成約率を上げても粗利率が下がれば意味がありません。成約率・客単価・粗利率の3点セットで見ることをおすすめします。
成約率とあわせて管理すべき数値は何ですか?
最低限、問い合わせ数(集客)、商談化率、成約率、平均客単価、粗利率の5つです。売上目標から逆算すれば、必要な商談数と見込み客数が明確になります。「頑張れ」ではなく「今月は商談化率がボトルネックだから初回対応を見直そう」と、数字で会話できる状態をつくることが第一歩です。
小規模な工務店でも成約率50%は目指せますか?
目指せます。むしろ地域密着の工務店こそ有利です。OB客との距離が近く、紹介が生まれやすく、対応スピードで大手に勝てるからです。必要なのは規模ではなく、価格競争の土俵から降りる決断と、商談プロセスを型にする仕組みです。リノベ実践塾の参加企業にも、地方の小規模工務店から転換に成功した事例が多くあります。
リノベーション経験がない会社が単価を上げるには、何から始めるべきですか?
いきなり大規模リノベを受注する必要はありません。まず現調とヒアリングの質を変え、水まわりの相談から暮らし全体の提案へ広げる練習から始めてください。複数プラン提示を習慣にするだけでも、客単価は確実に変わります。設計・施工・コスト管理の知識は、実物件を題材に学ぶのが最短です。ゼロから試行錯誤する5年を、先行事例から学ぶことで短縮できます。
営業担当者の教育には、どれくらいの期間がかかりますか?
型がない状態での我流教育は何年かかっても安定しませんが、商談の手順が言語化されていれば、半年で商談の質は目に見えて変わります。ポイントは、座学ではなく実物件ベースの反復訓練と、商談後の振り返り(失注分析を含む)をセットにすることです。アーカイブ教材を社内研修に組み込めば、新人が入るたびに同じ教育を再現できます。
12|まとめ——成約率は、会社の変え方そのもの
リフォーム営業の成約率を上げる方法を、営業プロセスの順にお伝えしてきました。要点を振り返ります。
成約率10%以下の原因は営業トークではなく、価格で比較される土俵で戦っていること、商談の属人化、数値管理の不在という構造問題にある。勝負は事前準備と対応スピード、決裁者同席のアポイントから始まっている。現調は採寸ではなく信頼関係づくりの場であり、ヒアリングでは工事の要望ではなく暮らしの悩みと理想を聴く。提案は透明な見積もり・複数プラン・完成後の暮らしの見える化で「相談される会社」になり、クロージングは頑張らず、特命受注の土俵をつくる。契約後のフォローがOB客・紹介という最も成約率の高い商談を生み、最後に、これらすべてを個人の技ではなく組織の仕組みに変える。
新築着工数が減る一方で、既存住宅ストックは6,000万戸。性能向上リフォームや大規模リノベーションの需要は、これからが本番です。仕事の選び方と仕組みを変えれば、同じ労力で利益は3倍以上になる——これは理想論ではなく、塾生企業の成約率10%→50%超という変化、そして今井自身の会社の成約率90%以上という数字として、私たちが実務の中で残してきた事実です。
リノベ実践塾のアプローチ
プロセスを学べば、リノベーションは最高効率の事業になる。
30年・4,000件超の実践から生まれたノウハウを、
商談勉強会で無料体験できます。